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2005年9月29日 (木)

この子らを世の光に

滋賀県立近江学園という知的障害児の福祉施設の創設者糸賀一雄氏のことばに「この子らを世の光に」というものがあります。現在の福祉施設で働く方の基本理念となっていることばです。その言葉には大きな意味が隠されています。「に」と「が」の位置です。

「この子ら世の光」・・・・「恵まれない人に愛の手を」というものと同じ発想です。この場合は、かわいそうな人に対して、何かできることをしようという一見、どこが間違っているの?ということになります。しかし、その根底には自分自身の優越感です。相手に対しての哀れみ。そして、「あなたは恵まれていない」という決め付け。少しオーバーな言い方ですが、相手と自分の立場の違いをはっきりとさせています。

しかし、「この子ら世の光」ということばは、本来あるべき姿になっていない相手を思う気持ちです。そこには、優越感もありません。あるのは対等な立場です。

この子らに・・・・でも、そういう気持ちになれない人間も多い世の中で、貴重な存在かもしれませんが、それで自己満足をしてしまうという錯覚。

いろいろと考えさせられた「感動」のことばでした。もう一つ感動したことがありましたので、それはこちらへ

●盛岡の実家にて。

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