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2005年10月27日 (木)

北国の生活は、金がかかる。

東北や北海道地方に生活すると、思わぬ出費がある。主に、厳しい寒さの冬の期間のものだ。例えば、車。東京で暮らしているとわからないと思うが、そろそろ「冬タイヤ」に取り替える時期。冬タイヤとは、積雪などによるスリップ防止のためのスタッドレスタイヤ。これを備えておかないと、積雪時には走れない。タイヤの購入と、通常のタイヤ(夏タイヤ)の保管の料金がかかる。自分でおき場所があれば別だけが。それと、自動車を新規購入の時には、「寒冷地仕様車」を購入する。これは、外気が低いときでもエンジンがかかりやすいようになっているもの。普通の車より割高である。また、融雪剤に塩分を使っているので、雪道を走ると、車が傷みやすい。だからあまり長持ちしないのである。これも費用がかかる。

そして、暖房費。仙台でも、もうエアコンの自動設定にすると暖房になってくる。エアコンのみの暖房では、電気代が相当かかる。また、石油温風ヒーターを買えば、灯油を購入しないといけない。衣服代もかかる。厚手のオーバーを購入すると、これもまた出費。とにかく、寒さ対策に金がかかる。東京も寒いときは寒いが、それほど長続きしないし、寒さの「質」が違う。

個人消費だけではない。市町村の除雪費。豪雪地帯の青森市では毎年の除雪費用が1億円を超える。春には消えてなくなる雪に1億円も使うのである。また、融雪剤による道路の傷みの補修は毎年。これも相当な額である。建物も、水道管の凍結防止装置。積雪対策構造など、これも負担増。

とにかく、暖かいところでは使わない金がかかるのが、北国の生活である。

北国の生活は、それだけ費用がかかるが、平均所得は高くない。たとえば、農家でも暖かい地方では、二期作や豊富な作物が収穫できるが、北国は寒冷地のため、それほど収穫は期待できない。冬の間は積雪により土地が閉ざされるのである。じっと我慢しているしかない。それが北国の生活。

でも、今更文句をいっても仕方ないよね。それが宿命なのだから。私達の祖先はそうやって北国で生活してきたのだし。

私も12年ぶりに、北国の冬の生活を体験する。産まれてから18年北国生活だったので、慣れているはずなのだが、12年間も暖かい所での生活をしてきたので、もう忘れてしまっている。

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コメント

こんばんは。
以前、各地に支社がある方が
「今度、北の方に転勤になりそうだけれど、北海道だったら良いな」と言ってたので、どうしてなのか聞いたら、
「北海道は開拓民が移り住んだ土地で排他的でないし、会社から"暖房手当て”が出るから」と言っていました。
へ~!と、他の人にも聞いてみると、北海道のみは暖房手当てが出る会社は結構あったのですが、今はどうなのでしょうか?
雪が深い新潟などは「雪かき手当て」なんていうのもあっていいのでは?と思いますが。

投稿: フリッパー | 2005年10月29日 (土) 03時06分

北海道は、寒冷地手当が出る会社もあるみたいですが、東北はあまりないみたいです。

手当というと、公務員の様々な驚くような手当の問題がありましたね。私も大阪市のように、「洋服代」欲しいです。

雪かきで思い出しましたが、所によっては、雪かきや田植えの時期などに、一家総出の作業のため、学校が休みになったというところもあったみたいです。今はどうなんでしょう。

投稿: AA | 2005年10月29日 (土) 22時36分

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