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2005年12月30日 (金)

白い「悪魔」

暖かい地方にいると、雪はロマンティックな感じを醸し出します。また、子供たちは雪だるまを作ったりできるので、雪は楽しいものかもしれません。しかし、北国の人にとっては雪はつらいものです。もっとも、雪は自然の貯水装置なので、冬期の雪は春以降の水がめとなり、雪が多い年は、作物が良く育つといいます。

しかし、雪もあまりに多くなるとそれは「悪魔」になります。今年は全国的に降雪が多く、事故などで亡くなる人も絶えません。

東北地方の太平洋側の気候である、仙台はここ2・3日は降雪もなく幹線道路の雪はなくなりましたが、それまでは毎日のように雪が舞いました。私の故郷の盛岡市は、70年ぶりの大雪で、積雪が70センチを超えたようです。例年、盛岡市は12月の中旬に湿った雪が降りますが、年末には融けて、道路の雪はほとんど消え、年明けと同時に大雪が降るといった感じでした。仙台は、もともと降雪が少ないので、街を彩る光のページェントが終わる年末まではほとんど積雪はなく、少し雪が舞う程度で、きれいなイルミネーションにはらはらと舞う雪が美しさを増すといった様子。それが今年の仙台は、例年の盛岡市のように(いやそれ以上かも)、そして盛岡市は豪雪地帯のような感じになっています。

仙台でも盛岡でも、雪が降って日中に融ければそれでいいのですが、日中も温度が上がらず、最低気温が氷点下になると、路面は凍結します。そうなると、車の運転は大変。スタッドレスタイヤも効き目はありません。スダッドレスタイヤは、雪だけの圧雪状態なら効果がありますが、鏡のように磨かれた凍った路面ではあまり・・・。歩道が雪で埋まるため、歩行者は車道を歩くことになり、転倒や事故も頻繁になります。

先日の山形県での特急電車の脱線事故。私も以前あのあたりは行ったことがありますが、まさに地吹雪状態です。前はほとんど見えません。瞬間的な突風。これこそ、「地獄」のような感じです。

しかし、雪国の人はじっとこの生活に耐え抜きます。ここで生まれ、ここで育った人は、その運命には逆らえないのです。「雪のない生活」に憧れることもあります。でも、雪という「白い悪魔」と隣り合わせでも、それだけ生きることへの懸命な努力をしています。

12年ぶりに雪国に戻った私は、その雪国の人達の生き様を再び目の当たりにした感じです。

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コメント

 今年の日本海側・北日本は、豪雪、大荒れの天候で、AAさんの御帰省は大変な時期となりましたね。でも、ご両親はそうした厳しい環境でお暮らしになっているとなると、短い期間でも親孝行ということになると思います。
 今年1年、大変にお世話になりました。
 来年もよろしくお願い致します。

投稿: チェス | 2005年12月31日 (土) 21時17分

今は、雪は止んでいますが、明日以降はわかりません。
来週以降に、また出張でここらを訪れないといけないので、少し怖いです。
車の横滑りは当たり前のことのようです。だからスピードは十分に落とさないといけないようで、そのあたりの加減もうまくやらないとまた・・・事故なんてことになりそうです。
東京は雪に慣れていない地区なので、万一降雪になった時には十分お気をつけくださいね。では、良いお年を。来年もよろしくお願いいたします。

投稿: AA | 2005年12月31日 (土) 23時23分

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