« 厳しい雇用問題 | トップページ | XJR1300の2009年モデル »

2008年12月14日 (日)

卒業検定時の死亡事故

昨日のことですが、石川県の自動車教習所で大型自動二輪車の卒業検定中に受検者がコースをはずれ、塀に衝突して首の骨を折ったとのこと。ニュースでは、クランクで脱輪して・・・とありましたが、映像では、そこから壁までは距離があり、クランクで脱輪した際にアクセルを開けすぎて、急発進が原因らしいです。

何とも言えない痛ましい事故ですね。みんなこんなことになるとは思っていなかったでしょう。直接的な原因は、本人の操作ミスなのでしょうが、死亡事故は防げなかったのでしょうか。

年齢も40歳以上の方で、いろいろと調べてみると何度か教習もオーバーしたり、検定も何度目かの受検だったとのこと。大型バイクに乗りたくて、必死に頑張ってきた方で、あともう少しのところだったのでしょう。

私は、自分が相当苦労をして人の倍ぐらいの時間をかけ、検定にも何度が失敗しているので、自分の姿とダブリます。たまに苦労をしている方からメールが来たりもしますが、「私の免許をとれたから絶対大丈夫・・・」と答えていますが、こんな事件の話を聞くと、余計に複雑な思いです。

普通二輪の教習の時、私はそれこそまともに走るこができず、クランクや一本橋などの課題も大変でした。最初の教習の時は、何度も転倒して、足に大きなアザができるくらいの打撲。しばらくは治りませんでした。それと、車と一緒の教習でしたので、コースを外れて車に衝突しそうになった時も。それからはケガにつながるようなことはありませんでしたが、指導員から急制動で転倒して大ケガをした人の話なども聞かされました。

私の場合は「もう無理・・・」とかバランスを崩した時はとにかく転倒していました。そのうち、転倒の仕方も慣れてきて、身体に損傷ということはなくなって。そういう意味では幸いだったかもしれません。

検定の時はだれでも緊張します。私はその緊張感が勝てず何度か課題を失敗したこともあります。最近の教習所は、あまり合格できないと実績にも響くということで、脱輪や接触なんてことがなければだいたい合格になります。一本橋も私は、大型の時7秒でしたが、合格でした。5秒で通過した人も合格だったし。私にしてはラッキーなことですが、少し甘すぎるかな〜とも感じていました。

クルマでも暴走すれば事故になります。バイクでも原付であっても同様。ただし、バイクの場合は、身体がむき出しになっているので、その分危険度は増します。また大型バイクの場合は、パワーがあるのでその操作を間違えると大事故に。以前参加した、試乗会でも慣れない方が操作を誤り暴走してあわや・・・という場面にも遭遇しました。

それだけバイクは危険なもの。それだからこそ面白い・・・という面もありますが、社会的に危険なものとしての認知度が高いのも現実。

私は、すでに免許を取得していますので、今度は公道での問題です。少し運転も荒っぽくなってきました。やはり「カッコ悪くても無理をしない・・・・」これが一番のような気がします。そして、常に慌てず落ち着いた行動がとれ、少しづつ技術をマスターしていく・・・。それが事故に遭遇しない近道の感じも。

今回亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、二度とこのような事故が起きないようにと願うのと、自分自身への戒めにもなった事故でした。

|

« 厳しい雇用問題 | トップページ | XJR1300の2009年モデル »

バイク」カテゴリの記事

コメント

 テレビのニュース画面や、写真入り記事の現場の写真を見ますと、激突したコンクリートの塀が問題になるのでしょうね。
 事故の直接的な原因は、クランクで脱輪した際に、地面が土であったために、重量のあるバイクのタイヤがめり込んでしまい、検定中で脱出を焦った被害者がアクセルを開けすぎてバイクが暴走、制御不能となって前面の塀に激突ということなのでしょうね。
 練習中であれば、そこまで焦ることはなかったのでしょうに、検定中だったというのが不幸ですね。
 で、塀がコンクリート製ではなくて、例えば金網などであれば、ある程度衝撃を吸収し、金網の塀自体が壊れることで、死亡は防げたかもしれませんが、しかしそんなにヤワだと自動車がぶつかったら外に出てしまうだろうし・・コンクリート塀の内側に、衝撃吸収材を貼り付けるくらいしか対策を思いつきませんね。
 後は、指導マニュアルの見直しと、徹底くらいですか。
 小生はバイクという乗り物自体に興味が無いので、どうしても批判的な見方になってしまいますが、身体がむき出しで高速を出せるバイクという乗り物は、乗る方としてもリスクをある程度承知しているのではありますまいか。にしても、教習所内の事故ですから、誠にお気の毒ではありますが。

投稿: チェス | 2008年12月15日 (月) 11時52分

チェスさま

コメントありがとうございました。
確かに数ある乗り物(一般人が普通に入手できるもの)のうち、バイク(特に大型)は危険極まりないものかもしれません。それだけ、乗り手は覚悟をしています。私もバイクに乗っているうちは楽しいですが、帰宅する「ホッと」する面もあります。
車の事故は、運転技術の未熟さよりも確認ミスや判断ミスの方が多い感じです。バイク、技術の未熟さの方が事故につながりやすい感じです。そういう意味では、もう少し教習内容も考えてみては・・・と思うことも。これは今だからいえますが、変わってしまったら私なんか到底大型二輪の免許なんて取れないでしょう。

水泳で飛び込みの練習をして頭を打って亡くなられた方もありますよね。バイクの検定とき少し意味合いが違いますが、練習中であればある程度指導員の責任も問われます。そうなると、全体的に厳しくなり、いろいろなところで少し危険なことはやらなくなるのも残念なことです。

投稿: AA | 2008年12月16日 (火) 13時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26675/43424218

この記事へのトラックバック一覧です: 卒業検定時の死亡事故:

« 厳しい雇用問題 | トップページ | XJR1300の2009年モデル »