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2011年5月 8日 (日)

復興へのスローガン

震災後、復興へのスローガンとして「がんばろう日本」「がんばろう東北」「がんばろう○○(地名)」が続々と・・・。特に違和感はないのですが、そこから発展して「心をひとつに」とか「日本がひちつのチーム」とかいうものも・・・。

いかにも日本人が好きそうなもの。私はこの「心をひとつ・・・」とかいうようなものはあまり好きではないのです。みんなそれぞれ状況も違うし、性格も異なります。それを何かに統一・・・。それができないと戦時中の「非国民」みたいな扱いに。これは少し飛躍した考えかもしれませんが・・・。

ただ、沈みがちな気持ちのままでは復興もできないので、何か元気の出るような言葉は必要です。

東北地方は、北の青森県と南の福島県ではまったく県民性も異なります。しかし、東北6県はかつての戊辰戦争の頃から何となく一体感が・・・。「がんばろう東北」と聞くと私も東北出身なので、想いが切々と・・・。

先日、帰省した時に岩手県内で盛んに言われていたのは「ふるさとは負けない・・・」という言葉。そこに住んでいる人も、離れて暮らしている人も共感する言葉・・・。私にとっても心に響きます。

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盛岡駅にあったものです。ここには、「全国の皆様」「世界の皆様」と書かれています。「世界各国から支援があった今回。忘れてはいけない言葉ですね。

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盛岡駅ビルの書店の前にあった釜石からのメッセージのコピー。他に場所にも掲示されています。「復興の狼煙プロジェクト」というものです。被災者が復興に向けての決意を示しているもの。こちらは逆に我々も力づけられます。

その中で一番好きなのはこれです。

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「前よりいい街にしてやる。」この街か好きで、この街を絶対復興させようとする気持ちが伝わってきます。

私は若いころ、盛岡があまり好きでなくて東京に出ることを夢見ていたところがあります。最近は、故郷の岩手が懐かしく盛岡の街を歩くたびにいろいろな発見が・・・。歳をとったのでしょうね。

最後は、NHKで先日放送された「どんど腫れスペシャル」のボスター。主演の比嘉愛未さんの女将姿です。この番組は、4年前に放送された朝ドラの続編。本編も盛岡の誘致でしたが、続編も地元の署名活動があったものらしいです。内容は正直言ってあまり・・・という感想ですが。震災前に制作が進んでいたもの。何の因果もないのでしょうが、タイミング良く震災復興に一役買う形になりました。ドラマの最初に比嘉さんから被災者へのお見舞いメッセージがあり、出演者全員の応援メッセージがNHKのホームページに掲載されていました。このドラマの主題歌は小田和正さんの「ダイジョウブ」。こちらもまた復興のスローガン的にものになってしまいました。

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コメント

被災の地をお子様に見せられた、GW。大変お疲れ様でした。
震災発生からもうすぐ2ヵ月がたち、だんだんと「復興」への青写真を描いていかないといけない時期がきます。
誰だったか忘れてしまいましたが、今回の震災からの復興のためには東北の6県が広域の「東北州」の如き自治体になる必要がある・・みたいなことを主張された人がいた様に記憶しており、それはそれで理由があるかな、と思ったのですが。
ただ、日本海に面する山形、秋田の両県は、今回被害は殆ど無いか、軽微です。青森も、被害は軽い方でしょう。
太平洋側の福島、宮城、岩手の3県とは著しく違いますから、東北6県を一緒に、というのは無理が生じるな、と感じた次第です。

投稿: チェス | 2011年5月 9日 (月) 18時29分

チェスさま
コメントありがとうございました。確かに東北6県を・・・というのは、それぞれの事情も異なり難しいことと思います。各県内でも、離れた地域での温度差も。
岩手県沿岸地域と山形県庄内地方は、普段から遠い存在・・・ということも。ただ、今回の震災で、余震の際に東北全域で一時停電になったり、八戸からいわきまで津波の被害にあったりして、今まで意識していなかった「東北地方」というものを意識することができてきた感じです。皮肉なものですね。方言や食文化は共通する部分の多い東北地方・・・。政治的な繋がりよりも精神的な繋がりができてくれば、復興への大きな力になっていくのでは・・・と願っています。

投稿: AA | 2011年5月 9日 (月) 23時35分

「フクシマ」と非被災者の私たちが一くくりにしても、電源三法交付金の恩恵を受けていきた自治体(双葉町・大熊町)とそれ以外の町民の皆さんの気持ちは全く違います。
また、双葉町民内でも考え方は様々です。現状を知れば知るほど、こういった「一くくり」スローガンには違和感、というか憤りを僕は感じます。

投稿: カズン | 2011年5月21日 (土) 21時52分

震災から、3か月が経ちましたが、一向に進まない復興。というか、国をあげてもっと動くべきでしょうね。政治が政党の思惑で空転している様子を見ると、スローガンもただの「飾り物」にしか見えませんね。福島県は特に、その土地に居られない方達なので、今後の生活に対してどう対応していくか・・・。国の態度がまったく見えないのが、さらに政治に対して不信感が湧きました。菅さんの能力も問題ですが、今内閣不信任案を可決させて、選挙をしよう・・・と本気で考えた自民党やその同調者にも私は不可解さを覚えました。とても選挙ができる状態でないことはわかっているのに・・・。自民党の大島さんはは八戸出身なのに・・・。八戸は被害が少なかったからでしょうかね。

投稿: AA | 2011年6月13日 (月) 01時22分

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