いよいよ、アメリカでオバマ大統領が就任します。初の黒人大統領。といっても父親はアフリカ系ですが、母親は白人のためか「黒人」というイメージは少ないですね。ただし、有色人種であることは確かなので、画期的なことです。世界中が彼の演説に魅了され、100年に一度という不景気からの脱出に望みをかけています。
圧倒的な人気のオバマ氏に対して、日本の麻生総理はマスコミの世論調査で支持率が10%台になってしまいました。「選挙の顔」として総理になった人ですが、その支持率低下はとても急なものです。アメリカと日本とでは全世界に対する影響力が違うけれども、その国民にとっては、自分たちの生活を委ねるもの。「日本はアメリカの1つの州」みたいなもの・・・、揶揄されることもありますが、やはり日本の総理もアメリカ大統領と同格に対話ができる人望と力量があって欲しいもの。そのためには国民から政策はもちろんのこと、演説でも行動でも支持があることは当然。
見た目で判断するわけではないのですが、今回のアメリカの大統領選挙はとても面白かったですね。民主党の候補者選挙。ヒラリーさんも頑張った。こちらは初の女性大統領の期待がかかりました。途中でやはり力量の差がでましたが、ヒラリーさんは最後まで戦った感じ。見た目もどちらの候補も良かったです。本選になった時、共和党候補とオバマさんでは若くてバイタリティーがあって・・・そんな感じで、みんなオバマさんに魅了されました。
一方麻生さん。最初は良かったのですが、だんだん言動に矛盾が出てきたり、漢字が読めなかったり・・・。表情も個人的な意見ですがあまりよくありません。
現代は、テレビがあるので、国のトップの方の様子はそのまま家庭で見ることができます。そういう意味で、マスコミをいかに利用するかが、支持率にもつながってきます。日本の場合、官僚体質があるので、誰が首相になっても同じ・・・というあきらめ感もありますが、それでもテレビの前で頑張っている姿をみると、それはそれでスターになります。アメリカの場合はそういうところを上手く利用していますね。オバマさんもマスコミを最大限に利用しました。いいところだけしか放送されないかもしれませんが、それによって効果絶大。半面、麻生さんはマスコミの使い方が下手だったのかな・・・。
前の福田首相。この方、以前の官房長官の時記者会見で大変ユーモアを交えた発言でとても国民には印象がよかったですね。首相になってからはそれが消え、同時に支持率も下降。小泉元首相は、とてもマスコミの使い方が上手かった・・・。記者会見でもインタビューでもマスコミを利用して、最大のパフォーマンスをしました。その後のつけが今来ている・・・という見方もありますが、一時小泉さんに多くの国民は魅了されました。
麻生さんはマスコミぎらいなのでしょうねきっと。麻生さんが尊敬する祖父の吉田茂元首相は、マスコミにも媚びることなく爆弾発言もたくさんだったそうですが、あの当時と今ではまったく違うのです。決して媚びることはしなくとも、マスコミを利用して自分の考えを売り込むことがあのお方は苦手なのかな・・・。しっかりとしたブレーンの方もいるでしょうが、もともと「オレ様内閣」と言われた方ですから、いうことを聞かないのでしょう。
アメリカで「チェンジ」を唱えたオバマ大統領が就任しますが、日本では変革で民主党が政権をとることになるのでしょうか・・・。でも小沢さんもちょっと日本の顔には・・・と思う私です。ただ、同じ世論調査で総理にはどちらがふさわしいか・・・という問いに小沢さんの方が多数を占める結果となったことに、もう麻生政権は末期のような気がします。政策でも定額給付金・渡り問題・景気対策・雇用問題・消費税ともう何重もの縛りができてしまった今、政権をまだ維持させていることの方が、凄いことですね。
さて、いよいよオバマ大統領の就任式が始まります。アメリカはまだまだ人種差別が根強い国。白人至上主義者も多いとのこと。キング牧師やリンカーンをあまりに意識しているので、彼らと同じような運命をたどらないことを心から祈るばかりです。
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